●電池交換なんて、安ければ良い?
お父さん: オ〜イ 時男!
時男君: ハァ〜イ 何 お父さん!
お父さん: お父さんの時計、電池が切れてしまっているから、町の時計屋さんに電池 交換に行ってきてくれるか?
時男君: いいよ、お父さん。でも、どこの時計屋さんに持って行ったらいいの?
お父さん: 電池交換なんてどこでも同じだから、安いところでいいよ。
時男君: 安いって、いくらぐらいなの?
お父さん: よし。じゃあ時男に2000円渡すから、おつりはお前のお小遣いにしたら いいよ。安けりゃ安いほどお前が得するわけだ。でもはしゃぎすぎて 壊したりするなよ。おまえが生まれた時に買った大切な時計だからな。
時男君: やった〜! いいの、お父さん。
時男君は、2000円とお父さんの時計を握りしめて 町の時計屋さんを探しに出かけました。